なんとなくを脱却!プロービング基礎知識編
05.正しい計測のために

なんとなくを脱却!プロービング基礎知識編 05.正しい計測のために
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※考え方や方法は様々あります。この動画でお伝えする内容はラプレッスンで推奨する方法です。

◾️正しいプロービング圧
・適正圧は15〜25g。アンダーでもオーバーでもNG!

◾️プローブの挿入角度
・プローブを根面に平行に挿入するように意識する
・レントゲンで根の角度を確認する習慣をつけると計測ミスが減る   

◾️痛むのはどんな時?
・プローブの挿入圧が過剰なとき
 →プローブを持つ力が強いと挿入圧が強くなるため、正しい持ち方を意識する。
・挿入方向を間違えて歯肉を刺しているとき
 →プローブを根面に平行に挿入することを常に意識する
・炎症のあるポケット内を触ったとき
 →炎症がある部分を触る前に、患者さんに先に声をかけておく
・患者さんの歯肉が薄いとき
 →プローブが透ける時は要注意!

◾️エラーが出やすい要注意部位
・大臼歯:豊隆が邪魔になりプローブが根面と平行になりにくい
・上顎最後臼歯部:ミラーテクニックで鏡視ができるようになることで克服できる
・上顎小臼歯口蓋中央&下顎前歯舌側中央:根が細く深いポケットを見落としやすい
・複根歯:根分岐部の開口部を意識する(特に上顎6・7番)

◾️レントゲンの読影力をつけよう
・検査前に歯石や根の状態を先に読み取っておく必要がある

◾️コルを意識してきちんと計測する
コルは角化していないため、感染しやすい→歯周病の好発部位になる
 ・プローブに角度をつけて頬・舌側がわからコルをきちんと計測することが大事

◾️まとめ
歯周組織検査は「正しい計測」が大事
・プロービングで現状を把握し、結果次第でどのように目的地に行くかが検査によって導かれる
疾患を見落とす、治療計画が違ってしまう

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